「小布施発酵旅行」について

いつも「酒知る・味知る」にご参加いただき、ありがとうございます。
 2013年に日本酒教室を始め、5年目に入りました。ここまで教室をやってきて、度々酒蔵見学に行きたいとお声をいただいておりましたので、初めて旅行を企画いたしました。旅行のまとめサイトをつくりましたので、これから小布施を訪問される方や、酒蔵見学にご興味がある方、酒知る・味知るに関心がある方は、私たちの小さな旅行のまとめをぜひご参考になさって下さい。


小布施発酵旅行

●日程 2017年9月9日(土)~10日(日)

●9日(土)
■小布施駅13時集合
 長野〜小布施 長野電鉄長野線・信州中野行 12:22→12:54(670円)
■13時半より松葉屋本店(清酒:北信流、本吉乃川醸造元)見学
■18時より高沢酒造、高沢ご夫妻を囲んで手打百藝おぶせにてディナー
○宿泊(希望者はあけびの湯へ)

●10日(日)
○午前中 町の散策など自由行動
■12時より竹風堂にてランチ
■14時より穀平味噌醸造場(見学、味噌仕込み体験/3500円/希望者のみ)
■小布施駅17時解散
小布施〜長野 長野電鉄特急ゆけむり・長野行 17:04発→17:32着770円)

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このサイトの情報はいずれも2017年9月現在のものです。
参考になればとの思いでリンクを貼っておりますが問題があればご一報下さい。

小布施で味噌仕込み体験

駅からすぐの場所にある穀平味噌さんで味噌仕込体験を行いました。
こちらのお味噌は信州味噌。米味噌の製造元です。
3500円で3kgの味噌仕込みを体験できます(要予約)
仕込んだ味噌は自宅へも配送していただけます。

http://kokuhei.com/nso/taiken.html

工場の中で、機械などを拝見させていただきながら、美味しい味噌が仕込めます。

小布施は果実にも注目!

料理用青りんごのイベント「小布施ブラムリーフェア2017/9月8日~9月18日」
ちょうど私たちの訪問時期に重なりました。
毎年行われているようですので、初秋に小布施に行かれる方は注目してみて下さい。

6月24日~7月17日 には料理用さくらんぼ「小布施チェリーキッスフェア」も開催されていたようです。

栗の町小布施が有名でモンブランや栗鹿の子を連想する方も多いでしょう。
小布施は青りんごやさくらんぼ、またりんごやぶどうなどの果実がたわわに実る町でもあります。期間限定の素敵なスイーツに出会えるかもしれません。
旅行を検討されるときは、果物の収穫時期にも注目したいですね。

道端にはりんごやぶどう、栗がたくさん実っていました。
素敵な風景です。

 

長野から小布施に長野電鉄で行く際のご注意

長野から小布施に行く方は長野電鉄にていらっしゃると思いますが、長野電鉄は私鉄です。

長野電鉄長野駅はJR長野駅の善光寺口側の地下にあります。長野駅善光寺口にエスカレーターで降りて、そこから電鉄入り口への地下通路(善光寺口地上と地下通路を結ぶエスカレータがあります)へ入ります。東口とは連絡地下道がありますので、高速バスなどで東口からいらっしゃる方は連絡地下道を利用すると間違いがないと思います。
新幹線・JR線・しなの鉄道との乗換時間は、キップ購入の時間も含め、およそ10分です。

長野電鉄 長野駅情報
http://www.nagaden-net.co.jp/info/station/nagano.php

初めて行ったときに、乗り換えがわからず1本電車を逃してしまいました。皆様もどうぞお気をつけ下さい。

長野の名物「おやき」

長野の名物と言えば「おやき」ですよね。

さて「おやき」にはいろいろ種類があります…と長野のお酒のクラスの時に紹介しました。
◎郷土食「おやき」
おやきは、長く日常食として各家庭で作られており、今では信州の代表的 な郷土食として有名です。小麦粉などで作られた皮に、旬の野菜やきのこ などの具を包んだ、おまんじゅうです。焼いたり、蒸したりという製法や 具は作り手によって違い、いろいろな味わいを楽しめます。
…秋の実りが楽しめそう!
そんな「おやき」は小布施でも食べるところがありますが、私のお勧めを紹介します。

長野駅から来られるかたはJR長野の駅ビル(ここは外せないお土産スポットです。お酒も豊富、お菓子もたくさん言っています。時間があれば是非寄ってみて下さい)
この駅ビルに入っている「いろは堂」さん
http://www.irohado.com/
ここの「おやき」は銀座NAGANOでも買えますが、おすすめです。
長野電鉄に乗る前に買って、電車の中で食べてもいいですし、帰りに買ってお土産にしてもいいですね。

お酒のアテにもイケるかも…

高沢酒造さんについて

高沢酒造さんのHPです。
http://members.stvnet.home.ne.jp/yonekawa/index.html

杜氏ご夫妻を土曜日の食事会にお誘いし、ご一緒させていただきました。地元流通酒「米川」の純米酒と普通酒をお店に用意していただき、お酒とお蕎麦をいただきながらお二人のお話を伺いました。米川は小布施のクラスでもいただきましたが、素朴で料理に添う日常酒、そこがとても素晴らしいお酒です。お蕎麦の美味しさを引き立てて、やわらかくまとめる…そんな印象を持つお酒でした。それは杜氏の高沢賀代子さんの雰囲気にもつながるものでした。
日本酒のクラスのメンバーで伺ったとはいえ、お酒に関してはまだまだ知らないことが多い私たちですが、ご主人様はかなり詳しくお話をしてくださいました。サラリーマンから酒作りの世界に身を投じた熱意も強く感じ、こういうお二人から美味しいお酒ができるのだと思いました。メンバーも興味津々でいろいろな質問をしていました。丁寧にお答えいただき、本当に感謝しています。一同とても感激し、思い出に残る夜となりました。


「米川」は小布施訪問の際に高沢酒造さんに訪問し、購入されると良いと思います。


営業時間はおおむね9:00~18:00頃だそうです。
ほぼ自宅の小さなお店で、お酒(米川)は数種類しか置いていませんが、都内ではほとんど目にすることはないお酒ですし、お値段も手頃なのでお土産にぴったりです。

また、ハイブランド「豊賀」(とよか)は、店舗にはありません。
購入する際は長野駅ビル「信州くらうど」にて買えます。
あとは通販です。「sake芯」さんや「佐野屋地酒.com」さんで購入できます。

まだ呑んだことのない方はぜひ、そのお味を体験してみて下さい。おすすめのお酒です。