酒蔵見学〜松葉屋本店さん〜

日本酒の勉強をしている私たちのグループですので酒蔵見学は外せません!今回は松葉屋本店さんに伺いました。
「北信流」「本吉乃川」というお酒の蔵元さんです。
http://www.matsubaya-honten.co.jp/


天気も良く、最高の見学日和。蔵の煙突がシンボリックに輝いていました。

松葉屋本店さんは江戸時代に創業。松代藩ご用達だったとのことで、蔵内には当時の駕籠がひっそりと吊るされていました。歴史を感じます。

さっそく入口にあるのは大きな丸いもの。これは何でしょうか。

この丸いものの上に、大きな蒸し器「甑(こしき)」を置いてお米を蒸すのです。


蔵の入り口の文字「晝間の出入禁ズ」
日本酒の菌は繊細なものであるため、日中の暖かい空気が入ったり、人の出入りで蔵内の環境が変わることを避けるために入口にこのような文字があります。
今は製造技術も向上し、お酒の管理には問題がないため、幸いにも見学が許されました。ありがたいことです。


蔵内はひんやりとしています。琺瑯製のタンクが並んでいました。手前の大きい丸いものは酒米を蒸すための金属製甑(こしき)です。


ここは普段立ち入ることのできない麹室です。お許しを得て、入れていただきました。
ここで米麹を造ります。どうやって作るのかを丁寧に教えていただきました。
資料だけではわからない張り詰めた空気感を感じました。
お部屋の中はとても掃除されていました!ピカピカです。


オレンジのシートがかかっていますが、お酒と酒粕を分ける自動圧搾濾過機(通称「ヤブタ」)です。ご案内して下さった蔵人さんよりも大きい機械です。アコーディオンのようになっていて、これに出来上がったお酒を入れて搾れば、酒粕が濾されてお酒(あらばしり)が出てくるというものです。


みんな真剣にお話を伺い、新しい発見をし、酒造りの大変さを知りました。


そしてお楽しみの試飲会。蔵元様のご厚意で、貴重なお酒を味あわせていただきました。

本当に素敵なお酒の数々。松葉屋さんで作っているお味噌をアテに、素敵な試飲会となりました。折しも訪問させていただいた9月9日は「ひやおろし」解禁日!
本年度一番初めの「ひやおろし」を蔵でいただめる幸運に恵まれた素敵な1日でした。


どうもありがとうございました!
また訪問したいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA